松笠の食


~自然の恵み豊かな松笠の食文化をご堪能下さい~

松笠下組加工所

昭和54年から味噌製造と惣菜許可を取り、龍頭が滝の清流に育くまれた米や大豆、山菜等を使って加工品を作っています。皆様に少しでも安心・安全な食品を食卓に出していただくために、日夜はげんでおります。
後継者不足が今一番の心配ですが、これまで培ってきた経験を生かしながら頑張っております。

1月から3月の一番寒い時期に仕込みをおこないます。地元の米、大豆を使い手作業の一品です。

松笠そば

みなさんこんにちは!「松笠そば」です。
純朴な香りだけの蕎麦!何の変哲もないソバ!
しかしこの蕎麦にこだわった集まりが「松笠そば」のみんなです。
私たちが住む松笠地域は古くから奥出雲地方と称されていました。
奥出雲地方はヤマタノオロチ伝説をはじめとして多くの伝説があります。

ヤマタノオロチ伝説=たたら製鉄文化の発祥
多くの野だたら製鉄箇所の発見=砂鉄の採取
砂鉄の採取後の大地に蕎麦の栽培
松笠にも多くの野だたら製鉄の跡地を思わせる箇所がたくさんあります。また松笠の龍頭が滝にもおろち伝説が語り継がれてきています。こんな環境の中、私たちの祖先も砂鉄採集のかんな流しの跡地に蕎麦を播き、ソバを食することにより文化を築いて
きたものではないかと思っています。
古代の製鉄作業に携わった人々の食事がソバであった。製鉄の歴史がソバの歴史であったと位置付けています。
私たち「松笠そば」は、単純なソバの食べ方としての「わりご蕎麦」「釜揚げ蕎麦」の2メニューしか用意していません。あくまで古くからの製造方法と、味を保ち奥出雲松笠のこだわりを持ったそばを提供しています。